海外勤務はエリートだけのものか?ソルジャーとしてのアメリカ転職体験

L1ビザでアメリカに転職(転籍)して1年と数か月経ちました。プロダクトサポートをやりながら、縁があったところに個人的に翻訳などでコントリビューションをしつつ、テキサス州ダラス地区で暮らしています。

以前ビザ取得体験について書きました。今回はLビザ取得までの道のり・学位が足りない問題・英語学習について自分が体験したことを書きます。

情報として目新しいのは学位授与機構の話くらいだと思う。

テクノロジーと言えばベイエリアでしょ的な雰囲気がある中で、ダラスって聞くとがくーっとくるかもしれませんけども、エンプラITソルジャーのアメリカ転籍の体験談なので仕方がないです。

目次

Lで来た

アメリカで働いてみたかった。理由は色々あるけど今から思うとどれも後付けかなと思う。

アメリカで働いている日本人エンジニアといえば思い浮かぶ人はだいたいみんなエリートだ。インターネットで見かける人は本当にだいたい東大卒だったりGoogleとかAppleとかFacebookとかAmazonとか名だたる企業所属だったりで、本当にだいたいベイエリアとかシアトルで働いている。

私もある程度大人になっているし、自分が今からそんな風になれないことはわかっていた。エリートとは同じようにはいかない。専門学校卒で大学を出ていないし、技能的にもボリュームゾーンである自分が有名巨大企業に入ることは望むべくもなかった。

しかし長いことエンプラITソルジャーとしてズブズブに働いていたので、ソルジャーとしてならいけるんじゃないかといつしか思うようになった。一旦の結末としては幸運にもその通りになったのでした。

話には聞いたことがあった「アメリカに支社を持つ企業でしばらく働いて、L1ビザで転勤する」というケースは実際にあって、自分もそのルートをたどることになった。

Lビザは転職できない不自由さはあるけど、配偶者も働ける(実はこのポジションは学歴不問で転職し放題だ)のでそれがいい場合もあると思う。レイオフ時のイメトレは予めしておくとして。Lの配偶者で来るのがLで来るより条件がいいという点が渋い。

学位が足りない問題

この話私も何度もそこら中でしてるし散々語られてるんだけど、私は専門卒で大学を出ていないのでUSに来た後も学位取得については常々思いをはせています。

そんな人いるかわからないけども、大学を出ていなかったり、学部が違ったりして学位はないが渡米したいという同じような人への伝言としては、実際のところ必要な分野の学士の学位がない状態でアメリカで働く機会を得るのは一般的には難しいので、英語を勉強したり放送大学で追加の単位を取って先に↓の学位取得クエストを消化しつつ長い目で機を伺うのがいいと思う。ビザの記事 にも書いたとおり。

大学改革支援・学位授与機構

www.niad.ac.jp

大学改革支援・学位授与機構という組織があって、ここは規定分の追加単位を取得した大学中退者や専門学校卒の人に個別の試験を行った上で学士の学位を授与する事業を行っています。

以前は大学評価・学位授与機構って名前だったと思うんだけど、少し見ない間に別人みたいになったなあ。

学士の学位がない人の場合

例えば専門学校卒の人が学士の学位を求める場合、放送大学などで科目履修生になり、2年制卒だと62単位、3年制卒だと31単位(と予備いくつか)を取って、大学改革支援・学位授与機構に申請し、試験を受けて学位をもらうという方法が一番実現性が高いと思う。

やってみた結果、働きながら31単位(と予備いくつか)を取得することは、1年でもできないことはないだろうけどしんどかった。私は1年で16単位ほど取得したところで挫折してしまった。2~3年で考えるのが無理がないと思う。スモールスタートできるし、働きながら受験や編入をするよりはずいぶん現実的だと思う。

大卒の人が追加の学位を取得する場合

先日 id:fushiroyama さんの記事 で、他の学位があるのにCSの学位がないためにビザ審査に引っかかるという事例を拝見しました。

このケースの対策として、機構の資料から、またWikipediaにも大卒者も機構で学士の学位を申請可能との記載がみられ、ここで追加の学位取得を行う方法がありそうです。

取得済み単位の種類によりますが、最小で16単位程度で申請できる可能性があります。ここで学士(工学)を申請する方法は渡米準備として現実的かもしれません。スモールスタートできるところもいいと思います。

詳しくはこちら

どちらの場合でも「新しい学士への途」という力強いタイトルの資料で自分に必要な単位数や実際の申請プロセスを確認できます。専門学校や大学で取得済みの単位の一覧があると便利です。

単位取得のあとに「学修成果」と呼ばれる卒論的なものの作成や試験があり、進行は年次のバッチ処理なのでそこそこ時間がかかります。気になる方は一度上の資料を見てもらえるといいです。

そしてもちろんどちらの場合でも、クエスト的に考えるのではなくて、正面から3年次編入して学士、大学院進学して修士や博士の学位取得に取り組むことは歓迎されることと思います。

英語学習

私は30歳近くまで全くと言っていいほど読み書きもできない状態だったけど、数年間勉強し、転籍から一年過ごして、読む・書く・聞く・話す、さすがにどれもだいぶ上達したように思う。実態としては今も不自由していて、仕事も生活もサバイブしている感じです。

いま堪能でない人が本気で上達を望むなら、TOEIC600くらいまでは参考書で自力で勉強して、その点数で就ける英語を使う仕事に転職するのが一番いいと思う。私は月謝1.5万円くらいのカルチャーセンターの英会話教室上智大学公開講座に通っていたけど、冷静に考えて週1回程度1時間話すくらいで上達するわけがないと気付き転職を決めた。

ただ、カルチャーセンターや大学の公開講座へ通うことはTOEIC340だった私には必要なプロセスだったと思う。カルチャーセンターの英会話教室ではいい先生の授業を受けられたし、上智大学公開講座は平日夜に30人以上いるような中級クラスに無謀にも挑み「みんな英語話せるんだな~」と大きな刺激になった。

本気のカリキュラムで英会話教室へ行くとかなり高いお金を払ってプライベートの時間で勉強をすることになるけど、英語を使う仕事に転職をすると勉強もできてお給料ももらえる。これはうれしい。毎日のことになるし、ドメイン知識を活かせるから勉強も捗る。これは本当におすすめ。IT業界なら比較的実現しやすいと思う。

TOEIC600くらいまでは既に語られつくしている方法で地道にやるしかないと思われる。手元の記録によると2008年5月:340 → 2011年5月:355 → 2013年5月:595で、615くらいのスコアで英語を使う仕事へ転職した。その後4か月で720になった。なお地道な方法とは「単語を覚える→参考書で文法を勉強する→本やWebで文章を読む、サンプル音声を聞く」を無限にループするといったものです。

私はスモールスタートできるものからとにかく色々やってみるというのをやった。中でもTOEICの連続受験が自分には合っていた。2012年は6回受けた。問題も面白いしオタク化要素があってハマる。TOEIC対策は公式参考書全部やるのがおすすめ。

ほか、金フレ、フォレスト、キクタン、iKnowコストコで買った英語のTOEIC参考書、Basic English Usage、Grammar in Use、新宿住友ビルのカルチャーセンター通い、上智大学公開講座通い(宿題あってしんどかった)、放送大学の英語の授業、転職、ECC体験、ベルリッツ体験、ハッカーニュース読む、FML読む、翻訳コントリビューション、BCC podcast、rebuild.fm、バイリンガルニュース聞くなどなど。徐々にエスカレートしている様子がある。

書き出すとこれだけか。方法自体は何でもよくて自分に合うものを見つけて続けることに効果があるんだと思う。TOEICで勉強した英語はけっこう生活に役に立っています。設備不良や予定変更のアナウンス本当にあんな感じ。

そして英語を話す文化圏で交流すると、日本の学校の勉強だけで話せるようになっている人がわりといておおっとなる。それが本来なんだろうけども。英語学習は何かをなすための手段なのに、大騒ぎしている自分が情けなくなる。

あとは周りの影響もあって、尊敬する先輩と飲んでいるときに「実は英会話通っている」と聞いて、当時20代前半で仕事だけで手一杯だった私はこんなスーパーマンみたいな先輩も現状に満足せず未来に向かって努力を…と、あまりの眩しさに心に焼き付いてしまった。得意でもない英語に挑戦し始め、なんだかんだ続けられたのはこの件の影響を受けていると思う。

手段の目的化はあぶない

USに拠点を移すことに焦点を絞るのは手段の目的化で、これはぽしゃったときに目的地を見失い人生に悪影響を及ぼす可能性があってあぶないと思う。

なので、人生のグランドデザインのマイルストーンの一つとして考えておき、自分の求めるチャンスの可能性が大きいほうへどうにか舵を切っていき、機がきたら思い切って挑戦する覚悟を持っておくといったような感じがいいと思う。プロセスそのものに充実を感じられるようにするというか煮詰めて濃度を上げるというか。主語の大きいインターネット表現をしてしまった。

こういう感じでいくと具体的な失敗があっても目的とする方角を見失うことがなく、一回ずつの個別の失敗事象について落ち込まなくていいので、人生そのものに悪影響を及ぼしにくいと思う。

私の場合はこのようにしており、実際US行きを意識し始めてからの5年間には具体的な失敗もありました。(せっかくたどり着いた良ポジションの選考に落ちるなど)

5年間のあゆみ

2011年

US行きを真剣に考え始めたのはたぶん2011年頃で、その夏に翔泳社主催のビジョナリーズサミットというイベントがあってたまたまLTの公募に受かった(サイトも消滅しているし覚えている人もほとんどいないだろうけど)。その懇親会で当時USの会社で働いていた増井雄一郎さんに「わたしもUSに行きたいんですよー」と話し、増井さんのレアケースすぎる渡米話を聞いて励まされ、応援してもらったことを覚えている。またそこには中島聡さんも来ていて著書「エンジニアとしての生き方」にサインをもらい、これはUSにも持ってきた。

この時TOEIC355。最古の記録は2008年の340でした。

2012年

この頃、結果としては失敗に終わるものの、学位取得クエストにチャレンジしていた。

ビザ取得とは最低でも学士の学位がないとどうにもならないということを知り、前述の大学改革支援・学位授与機構で学位をもらうため、放送大学でせっせと単位を取っていた。31単位以上必要なところ、16単位で挫折。学位も取得できず。

TOEICも連続受験して、350→510→505→530→615→580という感じだった。

2013年

数年かけてTOEIC340から600になるまでなんとか英語を勉強し、約10年勤めた国内企業を退職して英語を使う仕事がある企業に転職した。これは間違いなく国内で英語を習得する最強の方法のひとつだと思う。

転職のきっかけは LinkedIn のプロフィールを英語で更新したこと。この手の話はよく見かけるので今でも有効だと思う。当時は直接USへ転職したくて、外国人のリクルーターとも片言の英語で面談をしていたけど、残念ながらビザサポートをもらえるような案件をものにできなかった(国内支社の選考に落ちた)。indeed にキーワードを登録して送られてくるメールをみたりもしたがやはりダメ。その後日本人のリクルーターに英語を使う仕事がある日本国内の企業を紹介してもらい、幸運にも転職することができた。

こう書くと英語習得や渡米目的で転職したような感じになるけど実際の転職の決断においてはそれらはただの付属要素でしかなく、決め手は前職の強みを活かした新しい職域へのチャレンジができるかなり幸運なポジションだったという根本的なものでした。そうでなければ決められなかったと思う。

2014年

記録によると転職して4か月後のTOEICは720だったみたい。

あっさり100以上伸びてて効果てきめんすぎる。これ以降受けてない。

2016年

転勤というか転籍が決まったのは転職から3年後の2016年秋で、USで働きたいなぁと思い始めてからちょうど丸5年経った頃でした。

まとめ

  • デベロッパーH1Bルートだけでなく、Lビザルートも確かにある。
  • ステータス不足はスモールスタートできるものから始めて長い目で補っていくのがいいと思う。
  • ダラス暮らしやすくていいところだよ!


実感としても、英語圏でIT関連の職に就いて働く経験は色々な面でよい効果があると思う。 特に、細く長く自分の状況にあった形で働き続けるための能力を身に付けられるように思う。


私のケースをビザ取得視点で書き出すと以下の通りで、マッチョでダメもとでロングタームなものだ。結果が出てから書くと生存バイアスまるだしのシンプルさだけど、実際はもっと蛇行だった。渡米のためにもなるが、基本的には日々の生活を向上させるための選択の連続という感じで行くのがいいと思う。

  1. 英語が足りないのでまず英語を勉強しつつ
  2. 学位が足りないので学位取得クエスト消化しつつ
  3. US支社がある会社に移って
  4. 仕事をなんとかがんばりつつ
  5. 望むポジションの空きを待ちつつ
  6. すかさず転籍を決断して
  7. ビザ取得クエストをクリアする

やればできるんだからやるだけ的なマッチョ理論はさておいて、ロングタームで続けるには英語学習・学位取得・仕事の内容それぞれに自分なりに上達感や面白み、やりがいを感じる状態が望ましくて、そういう状態であることそのものが渡米はさておきとても幸福なことだなぁと思う。


さいごに。

冒頭のエンプラITソルジャーってなに?って感じですよね。「一人月戦士」的な漢字に振るルビと思っていただけるといいかなと…

マイアミ旅行1泊2日は思いがけず美味しい旅になった

先日、日本の友人が出張でマイアミに来るというのでちょっと会いに行ってきた。CSI:Miamiという刑事ドラマにハマっていて、マイアミに行ってみたかったのもある。

行き51ドル・帰り61ドルの合計112ドルとあまりに安かったので格安航空会社のSpirit航空を初めて利用した。 Spirit航空だとマイアミ国際空港には行けず、そこから北に車で1時間ほどのところにあるフォートローダーデール空港発着になる。

得た知見

  • Spirit航空はLCCだけに利用体験が悪いという話をよく見かけるのでかなり警戒していたんだけど、今回は幸いにも何もトラブルなく行って帰ってくることができた。
  • フォートローダーデール空港の出発のオペレーションは最悪なので1.5時間前にはセキュリティチェックに並んだ方がよい。2時間前に行っておいても損はない。
  • マイアミで食べた食事はすべておいしかった①~④。偶然かもしれません。
  • キューバンサンドイッチというものがあり、おいしい。
  • マイアミで安いレンタカーを借りると車の内装が弱い。(USB,BTなし)
  • 一人旅で運転していると写真が撮れない。

早朝のDFWから出発

AM6:15発の便だったのでAM5:00ごろDFWに到着。早朝のDFW発には縁があって何度か行ってるけど、いつも空いていて30分もあればゲート内に入れる。

ところで、DFWのターミナルEのゲート入口には分かりづらい冗談を言う係員がいることがある。
この日は私がリュックを機内持ち込み可能な大きさかどうか調べるやつで調べてから進もうとしたのを見ていて「Your Bag is too big!」と笑いながら言ってきた。そこで私は「I Know You!」と言うんだけど、冗談なのか意地悪なのか差別行為なのかわからないんだよなこれ。過去には同じ人に「君の便の搭乗はまだ始まってないよ」などと言われたこともある。だから I Know You なんだけどさ。

初めてのSpirit航空の搭乗やフライトは滞りなく、席も狭いとは聞いていたけど私にとっては特に問題なかった。

空港で借りた格安レンタカーは装備が弱かった

フォートローダーデール空港からマイアミビーチまで行かないといけなかったし、マイアミキーズにも行ってみたかった。夜に友人と食事する以外は一人旅なので、格安レンタカーを借りた。

今回は事前にHotwire.comというサイトでキャンペーンにより車体価格1$/dayというやつを借りておいた。Thriftyというレンタカーベンダで車種は Jeep Compass でした。レンタカー代ってほとんど保険だから車体代が1ドルになっても総額は思うほど下がらなくて、結果として1泊2日で総額120ドルだった。

通常の保険のほかに「トールチャージ」というのが10$/dayついていて、これによってマイアミのトールロード(有料高速道路)が乗り放題になるらしかった。マイアミキーズに行きたい場合は大幅に時間短縮ができるのでつけておくといいと思う。

Thriftyでのピックアップ自体は滞りなく、また車もきれいなものばかりで走行には問題なかった。でもUSBコネクタやBlue Toothなどの装備がなく、運転中にiPhoneの充電が出来ず苦労した。シガーソケットの充電アダプタとか、音楽を聴きたい場合もFMトランスミッタとか3.5mmケーブルなどの装備が必要だった。(Herzで借りるとUSBもBTもだいたいついてる。その辺がティア1ベンダーとの違いなんだろう。)

車体はきれいで新しいのに、ウインカーをつけると「ちっこんちっこん」というものすごくしっかりしたリレーの音が聞こえて、ちょっと20世紀を感じた。

マイアミビーチのホテルは素朴な所でも120ドルぐらいする

マイアミビーチは宿泊の相場がそもそも高くて、無料の駐車場があるホテルはここしかなかった。スペイン語しか話さないおじいちゃんに導かれ、車を停めた。

外観とロビーは旅の情緒がある。

部屋はすごく素朴。夜中まで道路で音楽が流れていたけど、東京の国道沿いで長いこと暮らしていたので眠るには問題なかった。

www.booking.com

ダウンタウンのコーヒーショップ

マイアミ ダウンタウンの Puroast Coffee というコーヒーショップで食べたランチ。フラットブレッドってテキサスでも食べられるけど、バルサミコ酢とトマトとモッツァレラチーズとクレソンの組み合わせが完璧みたいに馴染んでいてとてもおいしかった①。

コーヒーもおいしかったのでお土産に豆を買った。お店はここにしかないみたいだけど、豆は流通に乗っていてスーパーとかでも買えるみたい。

www.puroast.com

シーフードディナー

夕方、友達と合流してホテルのラウンジへ。

www.surfcomber.com

シーフードリゾットとパスタ、フレンチフライはどれもおいしかった②。海沿いはシーフード美味しいんだなやっぱり。雰囲気がいいところで、ゆっくりお話しできてよかった。

キーズに向かう途中に立ち寄ったキューバのベーカリー

翌日はマイアミ南部に連なる島、キーズへドライブに向かった。高速道路も使えたけどなんとなく下道で。途中、コーヒーを買おうと思ってたまたま立ち寄ったのが Sweet Bakery Cafeteria というキューバのお店だった。このお店がすごくよかった。店内の模様はこちら。

てきぱきと忙しく働く店員さんも、ランチタイムでひっきりなしに訪れるお客さんも、店内にいる全員がスペイン語で話していた。立派なエスプレッソマシンがあって、見たことない形のパンが並んでいた。パンは何か聞いてみたらグァバとチーズのパイとのこと。あとから調べて知ったけど、キューバではよくある食べ物らしい。

そこでみんなが食べていたものを指さして私も注文させてもらった。この甘めのコッペパンにハムとチーズとピクルスを挟んでパニーノを焼く機械で上下からぎゅっと潰して焼いたもの($3.5)が衝撃的においしかった③。パクパク食べたので写真がない。コーヒーも作ってもらい、美味しくいただいた。マイアミってコーヒーもうまいのな。

Facebookでこのようなものを食べておいしかった旨を書いたら、食通の人からそれはキューバンサンドイッチというものであるということを教えてもらった。

キューバンサンドイッチ - Wikipedia を読んだところ、今回食べたものがメディアノーチェサンドイッチというものであることが分かった。

しかも知らなかったんだけど、キューバンサンドイッチがおいしすぎて屋台を始めた人の映画があるらしい。わかるわ~。

エバーグレーズとマイアミキーズ

これがCSI:MiamiのOPでホレイショが謎の板で爆走しているエバーグレーズかぁ~!飛行機からも見えたけど、めちゃくちゃ広い。そりゃマフィアが密会するわという感じ。

ワニはいなかったけどワニ横断と書いてある看板があった。国道1号線がキーズへ渡る橋ところの道はとてもきれいだった。空は晴れていて海は光っていた。今回はキーズに上陸したところでマイアミビーチに引き返し。高速道路で1時間ほどで帰れた。運転していたので写真がありません。

空港へ向かう途中のイタリアンカフェテリア

帰りは20:00の便だったけどマイアミビーチからフォートローダーデール空港までは少し距離があるので早めに移動開始。空港近くで Mimmo’s Mozzarella Italian Cafeteria というにところに立ち寄った。

www.yelp.com

たまたまナビででたところだったんだけどすごく素敵なお店で、たくさんあるチーズはすべて店内で手作りしているとのことだった。若者が一人で店番をしていて、テキサスから来たとか英語勉強してるとか、そんな話をした。

メニューにはピザとかパニーノもあったけど、ニョッキを食べた。めっちゃおいしい④。マイアミすごい。テキサスにはニョッキないよ!って言ったら、店番の人、信じてなかった。え~!イタリア系のお店行ったらあるよ!って言ってたけどさ、ダラス地区には君のお店みたいなイタリアンカフェテリア的なのはないと思うんだよな。何ならお店出してほしいくらいだ。

今回南はキーズから北はフォートローダーデールまで300km弱マイアミをドライブしたんだけど、全体的にイタリア料理屋さんが多かった気がする。初日のシーフードレストランもイタリアンだったし。

特に下調べはせず走ってる途中でナビを見て立ち寄る感じだったけど、思いがけずおいしい食事に出会うことができて、よい旅の思い出になった。

帰路

フォートローダーデール空港の出発ゲートは本当に最悪だ。ゲート前のスペースは人であふれかえっていて許容量オーバーの様相だった。

実際のところオペレーションが最悪なのか利用要求に対する窓口が少なすぎるのかは分からないんだけど、とにかく人でいっぱいでろくに進まない。離陸が迫った便に乗る予定の人が行列に埋もれていないか確かめるために、ひっきりなしに航空会社の人が叫んでいた。でも急いでいる人用に用意されていたレーンもすごい量の人が並んでてどうしようもない感じだった。

今回は渋滞やレンタカー返却の時間を警戒して早めに空港に着いたので何とかセーフだったけど、ギリギリに到着してしくじっていた可能性もあったな。

今回の残しもの

旅って、行けなかったところ、見れなかったものの方が心に残ってしまうことがある。最近は何となく、そういうものがあった方がいいのかなって思うようになった。

今回はマイアミキーズの西のほう、キーウェストにあるセブンマイルブリッジにはたどり着けなかった。もう少し温かい時期に、泊りで来るのがよさそうだ。

おまけ

ダラスに帰ってから、キューバンサンドイッチを食べられるお店を探して行ってみた。キャロルトンのオールドタウンにある。

Cuban Dulceria International Bakery | Authentic Cuban Bakery

そうそうこれこれ。メディアノーチェサンドイッチを頼んでみたら、クミン風味のローストポークが挟まっていた。

私はどちらかというとローストポークがない、マイアミで食べたやつのほうが好きだったな。 ここにも立派なグラインダーとエスプレッソマシンがあって、淹れてもらったコーヒー(COFFEE CON LECHE)はとてもおいしかった。キューバってコーヒーおいしいんだろうな。

おまけのおまけ

DFW空港はいたるところにコンセントがあってとても便利だと思う。

あと、ターミナルEにある Peet's Coffee は早朝6時でもバリスタの人がいておいしいコーヒーを淹れてもらえるのがすごくよいとおもう。

アメリカ国内向けのかわいい切手で日本に国際郵便を送る

あけましておめでとうございます。
2017年のクリスマスカードは12/16にアパートのポストに投函し12/27に日本着という惜敗を喫したものの、2016年は年明けてから届いたので進歩は見られました。

さて、国内用のかわいい切手を国際郵便に使いたいという話です。

国内用切手2枚と追加切手($0.17分)で送ることができる

アメリカから日本に郵便を送る時は国際郵便用のグローバルフォーエバースタンプを一枚貼るだけでいい。しかしいろいろ見ていると国内用フォーエバースタンプのほうが圧倒的に図柄が豊富でかわいいものがたくさんある。

調べたところ、USPSのサイトにある Forever Stamp Fact Sheet によると、国内用フォーエバースタンプは使う時点の First Class Mail の料金として評価され、グローバルフォーエバースタンプとの差額を追加すれば国際郵便にも使えると書いてある。

Customers can use Forever Stamps for international mail, but since all international prices are higher than domestic prices, customers will need to attach additional postage. The value of the Forever Stamp is the domestic First-Class Mail letter price in effect on the day of use.

2018/1/3時点のフォーエバースタンプの評価額は以下の通り。

  • 国内用:$0.49 (2018/1/21からは$0.50)
  • インターナショナル:$1.15

国内用2枚と$0.17分のスタンプを貼ればよいということか。追加用の切手は Additional Postage というみたいだ。以前は$0.17の切手もあったみたいだけど、今は買えないみたい。ビッグホーンの図柄でかわいいものだっただけに残念。

そして油断ならないのがUSPSの値上げだ。2018/1/21から国内郵便の料金が$0.50に値上げされるらしいのです。国際郵便は据え置き。(USPS announces new 2018 prices による)

差額用の $0.15 の Additional Postage 切手が出るのかな?頻繁に値上げされるから、出ないかな。
つまりは、国内用フォーエバースタンプ2枚に加えて、2018/1/21までならなんとかして$0.17の、それ以降は10セントと5セントの Additional Postage を貼って送るというふうになりそう。値上げ後のほうが楽そうだ。

国内用2枚と$0.21の Additional Ounce のやつを貼ればそれでいい気もする。ペンギン柄とかかわいいのもあるし。国内用1枚と2oz用 $0.70 でもいいのか。ブーケ柄がある。

アメリカ国内用切手は沢山あるしかわいい

年末にUSPSの切手のカタログが届いた。サイトから住所を登録すると届くのかもしれない。これによると1年を通してずっと新作の切手が出るみたい。
この赤い子供が雪で遊んでいるのは The Snowy Day という有名な絵本の図柄のものだそうで、2017年10月発行とのこと。

下の丸いのがグローバルフォーエバースタンプで、2016年発行のものは美しい満月の図柄で気に入っていた。2017年のものは画像中央の白地に緑のもの。グリーンサキュレントという多肉植物の図柄で、悪くないんだけど比べると月のほうが好きだ。
月のやつ、取っておこうと思って買い置きしていたんだけどかわいいので半分以上使ってしまった。

去年はかわいい切手で送りたいと思いながらもなんとなく買い置きのグローバル切手で送っていたので、これからは季節に合った切手で送れることが分かってうれしい。しかも何枚も貼れてうれしい。

ダラスのおいしい中華料理店

日本にいたとき、街の中華料理店が好きだった。特に平日ランチで行くような感じのところ。こちらに来てからも結構行っていて、おいしいと思うところを紹介します。

Royal China Restaurant (Dallas)

ROYAL CHINA 皇家

ロイヤル通りにあるからロイヤルチャイナ。金曜日夜は待合エリアにすら入れないほど人がいるので要予約。内装も整っていてきれいで、ゲストと行くにもおすすめ。みんなおしゃれして来てる。

BEEF NOODLE SOUP 清汤牛肉麵 ($15)

たぶんこれ蘭州拉麺ってやつじゃないでしょうか。
店内手打ち麺と牛の出汁のスープがおいしい。上のお肉がまたおいしい。見た目からは想像しにくいけど箸で触ると崩れるほどポロポロで柔らかい。めちゃくちゃおなか一杯になる。

辣THIN DAN-DAN MIAN 担担面 ($11)

甘酸っぱい、絶妙に調整されたソースがおいしい。なんていうか味付けがうまい。繊細な味付け。 熱くも冷たくもない温度でサーブされ、量はちょうどいい感じ。

ダラスの食べ物を何か推してと言われたらこの二つのどちらかを推すと思います。
私はこのお店では麵ばかり食べているのですが、同僚曰く一品料理も頭一つおいしいらしいです。

あとこの辺のアジア料理店って中華料理店にかぎらずだいたいこういう立派な水槽がある。ここのは特に立派。

BEIJING ★ BROTHERS (Coppell)

Beijing ★ Brothers – Be the Best Peking Duck in Dallas…

北京ダックがカジュアルにおなかいっぱい食べられる。丸鶏をテーブルでサーブしてくれるパフォーマンスがあるので、気心が知れたゲストとの食事にもいいと思う。

高級感はないがおもしろい内装。人生悩んだらとりまダック食べろ的な看板。

北京ダック丸一羽のセット (4人前 $58)

北京ダック丸一羽分・水餃子・ミニヌードル(店内手引き麺)のセット。4人でめっちゃくちゃ満腹になる。半身の2人前のセットもあって$29ドル。これも2人で満腹。日本の北京ダック係数で考えるとかなりお得だ。

北京ダックってふつうは皮だけで、身は別の料理になって出てきたりするけど、このお店は目の前で身ごとサーブしてくれる。私はいつも身もこうして食べたいなぁと思っていたので嬉しい。おいしくてパクパク食べてすぐ満腹になる。付属の甘味噌もおいしい。

ハンドプルドヌードル。時間によってはお店の人が伸ばしているところを見ることができる。私は牛スープが好き。

前菜で出てくる水餃子。見た目ほど辛くない。小食の人はこれとヌードルで満腹になる危険性があり、必要に応じて同行者に譲るなどの調整が必要。

Fortune House (Irving)

Fortune House Chinese Cuisine

素朴なたたずまいのお店。平日ランチ向き。上海料理のお店らしい。

小籠包 ($9.99)

とってもジューシーでおいしい。日本でも食べられるなら食べたい。

Garlic Pork ($13.99)

日本で言うところの豚肉の青椒肉絲のような感じ。ピーマン入ってないけど。おいしい。タケノコがシャキシャキしていて調味も整っている。


どこのお店でもフォーチュンクッキーがもらえる。おみくじの英語がけっこう難しくていつもちゃんと理解できません。

実際のところはもっと素朴な中華ビュッフェ(UNO 1 China Super Buffet)をヘビロテしているのですが、いい写真がなかったのでまたこんど。

続・アメリカから日本へ一番安い方法で郵便や小包を送る

後半に各クラスの料金表まとめ(2017年版)あり。

アメリカから日本に小包を送ることは本当に大変な苦労を伴う。慣れないうちは特にだ。まずそもそも直感より値段が高い。そして価格表がうまく読めないために事前の想定より高い送料を取られ、もっと安く送る方法があったんじゃないかと思って悲しくなる。通関用フォームの用紙がUSPSオフィスの用紙置き場にだいたい出ていないので一度列に並んでもらわなければならないことも面倒くさい。

各種の料金クラスを使いこなし自信をもって最安の料金にたどり着くためにはまずUSPSの世界観を理解する必要がある。料金が一番安くなる可能性が高いのはUSPSなのは間違いがなく、民間業者の検討はUSPSの価格を見てからになる。

上級編:小包を送る

手紙や書類を送る方法は前回の初級・中級編を参照されたい。今回はある程度の厚みがある小包を送る場合について書く。

重要な公式リファレンス

世界観を理解するとはつまり公式文書を読めるようになるということだ。これを読めるようになれば予めもらっておいた通関用フォームを使ったり、Webからのラベル印刷もなんなく使いこなせるようになる。ていうかこの情報を見つけるまでに1年ぐらいかかり、これさえあれば特になにも悩む必要がなかった。

まずは「First-Class」で送れるかどうかを確かめる

USPS の International Shipment のクラスは以下の4つ。オフィス窓口の上の看板には一番安い First-Class についての記載がなく、2~3のクラスしか掲示されていないので注意したい。

  1. First-Class Package International
  2. Priority Mail International
  3. Priority Mail Express International
  4. Global Express Guaranteed

まずは一番安い「First-Class Package International」で送れるかどうかを確認したい。条件と価格は以下の通り。

「First-Class Package International」で送れる条件(2017年版)
項目 制限
重さ 4lb(1814.37g)以内
縦横高さの合計 36inch(91.44cm)以内
最長の辺 24inch(60.96cm)以内
「First-Class Package International」の価格表(2017年版)
重さ(oz.) 価格
1–8 $13.75
9–32 $22.75
33–48 $33.75
49–64 $50.75

1oz. は 28.3495g だそうな。
このとき、物によっては箱に入れようとせず Office Depot などで買える丈夫なビニールバッグに入れると重さを稼ぐことができる。(まさに海外通販でよくあるやつ)

条件を超えるものは仕方なく「Priority Mail International」や「Priority Mail Express International」で送ることになる。主に価格との相談になると思う。

各クラスの料金表まとめ(2017年版)

クラス 料金表リンク 目安価格 : 2kg(4.4lb) Flat Rate
Price Group 封筒 中箱 大箱
First-Class Package International Quick Reference 一般 1.8kg/91cmまで!! $50.75 - - -
3
Priority Mail International Flat Rate 一般 $61.25 $30.95 $67.95 $88.95
3 12
Priority Mail Express International Flat Rate 一般 $87.25 $61.50 - -
3 12
Global Express Guaranteed 一般 $118.35 - - -
3

宛名と通関フォームの記入

利用するクラスを決めたら、USPSのオフィスに行き、それぞれのクラスに適合する通関フォームをもらって記入する必要がある。 送るものの品目、数量、重さ、価格を英語・lbでまとめておくと窓口でも素早く書ける。
マニュアルの「2 Conditions for Mailing」>「利用したいクラス」>「Mail Preparation」で使用すべき通関用フォームの番号を調べることもできるけど、窓口でもらうほうが総合的に楽だと思う。だいたい、必要なフォーム、置き場に出てないし…。通関フォームはWebからも配送してもらえないみたいだ(Flat Rate封筒とかはUSPSのサイトから配送してもらえる)。

先日ビニールバッグを使って送ったときは、バッグ自体に油性ペンで宛名と自分の住所を書くように指示されたのでそのようにした。Flat Rate Boxを使ったときは通関フォームの記入のみでよかった(宛名を兼ねてるっぽい)。窓口で指示を受けるのが無難。

ようやくDrop off

記入が終わればあとは支払いをして預けるだけだ。事前に料金を正確に予測できることでだいぶ気が楽になると思う。うちの地区では支払いにクレジットカードを使うとなぜかID提示を求められる。

前回のポストにも書いたけど、以前はUSPSのサイトでラベルを印刷して前払いすると窓口価格であるリテール価格よりも5%ほど安いコマーシャル価格になったらしいが、その制度は2016年あたりで消滅しており、Webでのラベル印刷を習得するメリットがなくなってしまった。そしてまた2018年には値上げが計画されているみたいなので油断できない(驚異的に読みにくい公式文書を読めるものだけが値上げ価格情報にアクセスできる)。

まとめとおまけ

USPSの世界観を理解する一助になれたでしょうか。First-Classで済むものはミスらずにFirst-Classで送りたいところ。ほんと窓口の看板に書いてないの初心者殺しすぎるよ。
そしてやっぱりマニュアルクイックリファレンスを読めるようになっておくと便利だと思う。価格さえなんとか予め分かっていれば窓口でギョッとすることがなくなるからなあ。

さらなる低価格を求めてUPSとかFedExとかで見積もりしようとするとまたそれぞれ会員登録が必要だったりして本当に面倒くさいんですよね。私はあきらめていつもUSPSで送っています。
そういう面倒くささをカバーしてくれる Parcel Monkey というサービスがあるみたいだけど、まだ使ったことがない。達人への道のりは長いなあ。 www.parcelmonkey.com

アメリカから日本へ一番安い方法で郵便や小包を送る

これは異国に住む者の基本技能として早めに習得しておきたいものだ。まずはUSPSの世界観を理解する必要がある。これさえ押さえておけばよいというコツがなく、一通り没入しないと適切な選択ができないという迷惑な世界なのだ。

大事な時にいきなりやろうとすると様々なトラップによりミスが誘発される。普段からグリーティングカードや小包などを送って馴染んでおくとよいと思う。このエントリではまずは初・中級編としてカードや書類など薄いものを封筒で送る方法について書く。小包は一層難しいので次回の上級編にまとめた。

末尾にまとめあり。

初級編:通常の郵便を送る

これはわりと簡単だ。海外送付用の切手である「グローバルフォーエバースタンプ($1.15/1枚)」を買ってきて封筒の右上に貼って宛名を書いてポストに入れる。普段は大体1週間~10日ほどで届くけど、クリスマスカードがお正月を超えてから届いたことがあるので、繁忙期は早めに出すのがよいのだと思う。そこかしこで売ってるグリーティングカードはこの料金で送れる。フォーエバースタンプとは、料金が値上がりしてもそのまま使える切手という意味らしい。USPSは毎年のように値上げを行っている。

国内用のかわいい切手も使える: アメリカ国内向けのかわいい切手で日本に国際郵便を送る - txhx

宛名の書き方

こちらのサイトが参考になりすぎました。ありがとうございます。この通りに書いていつもきちんと届いている。あて名はいつも日本語のみで書いている。

切手の買い方

グローバルフォーエバースタンプUSPSのオフィスに行って窓口で「I would like a global forever stamp 1 sheet」などと言うと買える。ほか、USPSのサイトから通販で買えるけど、送料が$1.25かかる。通販だと前年のデザインも買える。2016年のThe Moonというやつが2017年のものよりも気に入っている。

なお、スーパーマーケットのカウンターでは国内切手は星条旗デザインのものを1種類だけ売ってたけど、グローバル切手は売っていなかった。

なお国内用のかわいい切手もその時点の国際便の料金分を貼れば使える。国内用2枚と$0.17(2018/1/21以降は$0.15)。

郵便ポストはどこにあるか

集合住宅だと郵便受けコーナーに「OUTGOING」と書いてあるボックスがある。初めての時はかなり不安だったけど、ここに入れておくと日本宛のも無事に届いた。ほか、オフィスビルの入り口やスーパーの駐車場にポツンと立っている。青でUSPSの模様が書いてあるけど、日本の郵便ポストよりはかなり小さくて目立たなく、初心者のうちは探すのが難しい。もちろんUSPSのオフィスに行っても出せる。

最初の頃はUSPSのオフィスに行って列に並んで担当の人にグリーティングカードの封筒を見せながら「I would like to send this to Japan!」と言って、あて名の書き方間違ってないかな~、このカードけっこう分厚いけど$1.15の切手一枚で送れるのかな~など心配しながら窓口から出していたけど、よく売られているカードはグローバルフォーエバースタンプ1枚で問題なく出せることが分かってからは買い置きの切手でアパートのポストから出している。

中級編:書留や速達で郵便を送る

受け取りまでの追跡を付けて大事な書類を送りたい、またもっと早く送りたいと思うと、急に高くなる。例えば2枚程度の書類を日本へ送りたいとき、USPSでは4つのクラスから選ぶことができる。
だいたいはFedEXUPS、DHLなどの民間業者のほうが高いようだ。少し調べてみたらFedEXは$87~$147、DHLは$47~$75だった(思ったより安い)。USPSの高いクラスを選ぶならばこれらも選択肢になるかもしれない。

条件からクラスを選ぶ(安い順)

2以降のクラスだと、送るものが書類でも通関用フォームが必要なようだ。クラスごとに異なるようなので専用封筒をもらうついでに窓口でもらっておくとよい。

1. First-Class Mail International

何かを送りたいとき、ほとんどの場合において一番安い方法は「First-Class Mail International」である。グリーティングカードを送る時と同じ普通の国際郵便だ。

A4やレターサイズを折らない大きさの封筒は「Retail Large Envelopes (Flats)」というくくりになる。書留や速達でなくてよい場合、1オンス$2.29で送れる。つまり「グローバルフォーエバースタンプ($1.15/1枚)」2枚だ。配送日数の保証はないが繁忙期以外は10営業日程度あれば大体届く。重さが気になる時はUSPSオフィスに行けばセルフサービスコーナーの機械で計ることができる。

速達にはできないが、窓口に行けばこれに$14.95で書留(Registered Mail)のオプションを付けられる。上の$2.29と合わせると$17.24だ。

封筒を自分で用意する必要はあるが、宛名の書き方は上で紹介した通常の郵便と同じだし、切手も使えるし、書類なら後述の通関用フォームもいらず、手間的にもだいぶ楽だ。

このクラスは重さは4lb、大きさは三辺合計36inchまでという制約がある。紙以外、つまり小包を送る場合は窓口で通関用フォームをもらって書くのが無難だ。これは次回上級編で詳述する。その他の大きさ・重さの価格は Quick Reference—First-Class Mail International & First-Class Package International—Retail で見ることができる。(この欄での日本の Price Group は「3」)

2. Priority Mail International

日本のレターパック(エクスパック)のような形の専用封筒で送る「Priority Mail International」の「Flat Rate Envelope」は書留つき、配送日数 6-10 business days で$30.95。

Envelope 以外のサイズでも Flat Rate があり、中箱$67.95、大箱$88.95。詳しくは Price List 参照。(この欄での日本の Price Group は「3」)
配送に必要な日数が First-Class とあまり変わらないので、書類を送る時にはあまり使いどころがないクラスかもしれない。このクラスを使うことになるのは First-Class で送れない4lb以上の小包を送る時だ。

3. Priority Mail Express International

上と同じく専用封筒で送る「Priority Mail Express International」の「Flat Rate Envelope」は書留つき、配送日数 3-5 business days で$61.5。
書類の発送だとこのクラスが選ばれがちだ。先日利用したときは発送の3日後に届いたし、届くまでの追跡ができた。確かに早いが書類2枚で$61.5とはガックリ来る。小包の値段は推して知るべしである。その他の重さの価格は Price List 参照。(この欄での日本の Price Group は「12」。スクロールした下のほう。)

4. Global Express Guaranteed

一番早い「Global Express Guaranteed」は書留つき、配送日数 1-3 business days で $80。
フラットレートはないが専用封筒と専用の宛名用紙が必要で、これは窓口に言うかUSPSのサイトで注文しないともらえないかも。USPSオフィスの置き場では見かけなかったように思う。その他の重さの価格は Price List 参照。(この欄での日本の Price Group は「3」)

Flat Rate Envelope の出し方

USPSオフィスに置いてある、日本のレターパック(エクスパック)のようなやつが「Flat Rate Envelope」の専用封筒で、これ自体は無料でもらえる。Expressは青($61.5)、Expressなしは赤($30.95)だ。値段が倍違うので気を付けたい。

国際便とアメリカ国内便で専用封筒は共通だが、宛名の書き方が異なる。アメリカ国内便だと専用封筒に直接宛名を記入するだけだが、国際便だと送るものが書類であっても通関用フォームと宛名が一緒になった複写式の用紙が必要なようだった。これは用紙置き場には出ておらず(たまたま無かっただけかも)、窓口でもらった。使いたい方の Flat Rate 封筒をもって窓口で「I would like to send this to Japan」というとよい(青と赤で違うようだ)。さらに「This is my first time!」と言うと丁寧に教えてもらえた。実際には用紙の薄いグレーになっているマスを埋めるだけである。具体的には双方の住所氏名と内容物の名称、数、金額、発送者のサインを書く。

記入ができたら再び窓口に行き、お金を払って完了。もう一度列に並ぶ必要があるかは担当者の裁量による。書けたらすぐに処理してくれる場合もあった。クレジットカードで決済をする場合はなぜかIDが必要なようだ。

初心者を陥れる数々のトラップ

インターネット割引はいつの間にか消滅

以前はUSPSのサイトでラベルを印刷して前払いすると窓口価格であるリテール価格よりも5%ほど安いコマーシャル価格になったらしいが、2016年あたりでその仕組みはなくなったようだ。諸行無常

窓口の上の看板に「First-Class Mail International」がない

USPSオフィスの窓口の上には価格表の看板があるが、International Shipping の選択肢は高いほうから3つしか書かれていない。一番使いたい First-Class の記載がないのだ。うちの近所のオフィスだけかもしれないけど。
初心者はひるんで『「First-Class Mail International」って、今はもうなくなったのかもしれない…』などと思ってしまうのである!ちゃんといまもある。(2017年10月現在)

役に立つがどことなく難しい公式情報

たどり着いて世界観を理解するとスラスラ読めるようになる価格表とマニュアル。しかし初心者のうちは自分が利用すべきクラスや自分に必要な情報が何なのかが分からず、これらになかなかたどり着けない上に読み解くのも難しいという矛盾を抱える。

特に Price List の First-Class Quick Reference は有用だ。
またマニュアルの左サイドバーの「2 Conditions for Mailing」をポイントし、利用したいクラスをクリックすると「Dimensions」の項目に 重さ・サイズのリミット が書いてありこれも大変有用。さらに「2 Conditions for Mailing」>「利用したいクラス」>「Mail Preparation」で使用すべき通関用フォームの番号まで調べることができる。何でも書いてある。USPSサイトのここぞというところにマニュアルへのリンクがあったらいいのになぁ。

まとめ

それぞれの料金表にリンクしています。Price Groupは上述の各項参照(3か12)。2018年にはまた$2.5ぐらい値上げするみたいだ。

テキサス州ダラス地区のラーメン事情

アメリカに引っ越したのはいいものの、私は車の運転がかなり下手で、長いことハイウェイに怖くて乗れず出かけられる場所は近所のスーパーと会社のみだった。 ハイウェイには乗りたくてもうまく入れないし、入ったら降りれないし、降りたくないところで降りてしまうし、入りたくない分岐に入ってしまう。失敗を何度も繰り返し、一年が経ちつつある最近になってようやく慣れてきて、やっと一人で食事や映画に出かけられるようになった。

いろいろ廻れるようになると楽しい。ラーメンや麺料理を食べられるお店について、行ってみたところを紹介します。

日本的なラーメン店

2017年現在、ダラスで美味しいと言われている日本的ラーメンのお店は3つある。家から少し遠いけどなんだかんだよく行っている。

  • 山頭火 (Plano)
    ミツワスーパーのフードコートにできた。スープが熱々でうれしい。日本のままだ。裏切らない。ちび塩($8.75)、味玉($1.5)。

  • Monta Ramen (Richardson)
    醤油ラーメンがあるのがうれしい。豚骨、豚骨醤油、みそもある。写真は豚骨。会社の近くにあったらいいのに。とんこつ($7.95)。

  • Musashi Ramen (Plano)
    とりのだしがきいた白濁チキンスープのラーメンが食べられる。写真はスパイシーガーリック($12)。トマトラーメンなど変わりメニューもあり。

山頭火はフードコートなのでラーメンとソフトドリンクのみ。Monta と Musashi は居酒屋を兼ねていておつまみがあり、お酒も飲める。 どこも在住者にはおいしくてうれしいんだけど、東京から来た人には特に驚きはないだろう。ラーメン富豪のみなさんはこの辺りではステーキやハンバーガーを食べるのがといいと思います。

どことなくアメリカっぽい

日本っぽいんだけどどことなくアメリカを感じるラーメン屋さんもある。どちらも素朴な豚骨スープがメインで、ちょっとしたおつまみとお酒がある。

  • Ramen Hakata (Addison)
    まったく博多ラーメンじゃないところが愛おしいラーメンハカタ。$9。

  • Hanabi Ramen (Carrollton)
    内装に地元大阪の写真が使ってありとても気になるハナビラーメン。$9.5。

お寿司店にもたまにラーメンがある

日本と言えばラーメンという感じでひとまとめなのか、寿司を出すお店はラーメンもやっていることがある。

  • Kula Sushi (Carrollton)
    ダラス地区にはいくつかのくら寿司があって、小さめのラーメン($5.8)がある。なぜか気に入ってしまった。
中華料理店は開拓しきれないほどたくさんある
  • Royal China Restaurant (Dallas)
    これは世界のどこでも起こる事象ですが、中華料理屋さんの麺料理がめちゃめちゃうまいことがある。実はここがダラス地区の大本命じゃないかと思う。写真は Dan Dan Mein と言われるもの($11)。これは東京から来た人も食べるといいです。店内手打ち麺らしい。

上のはスープはなくて温かくも冷たくもないんだけど、お店によってはスープがある温かいDan Dan Meinもある。

  • Monkey King Noodle (Carrollton)
    スープありの Dan Dan Mein($8.95)。ニンニク・パクチーがデフォルトで大盛り。スープがもっと熱々だと嬉しいんだけど、そういう食べ物じゃないんだろう。

  • Wu Wei Din Chinese Cuisine (Plano)
    日本にいたころ好きでよく食べていた酸辣湯麺($7.95)を食べられるお店。台湾料理のお店と思われる。素朴な味わい

フォーのお店もたくさんある

USで麺といえばフォーという感じもする。US在住の人はフォーの写真をInstagramにあげがちだ。

  • I ♥ Pho (Irving)
    時差ぼけでだるい身体にもやさしいお味。日本から来た人にもおすすめ。薄切りの牛肉のフォー($7.95)を気に入っている
番外編

うどん屋さんができた。ローカルの人にも人気のようだ。

  • Ikigai Udon (Plano)
    関西っぽいおだしでたべる TSUKE Udon($6.5)。写真の天ぷらはマッシュルーム。会社の近くにあったらいいのに。
今後の探索活動

中国・台湾の麺料理はほかにもいろいろ食べることができて、中でも蘭州拉麺と台湾麺線を食べてみたいと思っているところ。麺線はメニュー票だと前菜扱いなのがおもしろい。2回ほど夕方に食べに行ったんだけど売り切れていて、食べたければ朝に来いということでした。たぶん、夜に食べるものではないんだ。

日本的ラーメンのお店もまだ他にも数軒行ってないところがあるので、この調子で全店制覇したい。日本で修業したマレーシアの人がやっているらしいイチローラーメンというのがあるんですが、私の家からはちょっと遠い上にそこの隣にめっちゃおいしいバーガーショップ(Maple&Moters)があるのでタイミングをはかるのが難しいです。

豚骨ラーメンはローカルの人にも人気のようだ。どのお店もお客さんの入りはよく、ほとんどがローカルの人で、食べた後のスープをカップに移して持ち帰る様子も見られる。

豚骨スープも大好きだけどおだし系が恋しい。醤油ラーメンが食べられるお店は貴重だ。阿夫利がオレゴン州ポートランドにできたのすごくうらやましい。ダラスに来てほしかった。でもたぶんダラスだとおしゃれ度が足りなくてダメなんだ。わかる。Ramen Heroの全米展開が心から待たれる。